Interview 03

ユーザーの声を聞きながら、
新サービスを“育てる”
開発本部 
事業開発グループ
中井 美佳

2003年入社。広告営業や関連会社への出向、新サービスの立ち上げ、学校・塾向け営業など歴任。2019年より現職。

2003年入社。広告営業や関連会社への出向、新サービスの立ち上げ、学校・塾向け営業など歴任。2019年より現職。

今、どんな仕事をしていますか?
現在は、主に大学入試過去問Webサービス「入試正解デジタル」の開発と運用の業務をしています。新サービスのリリースからアップデートを、社内のプロジェクトメンバー、開発会社、デザイナーと協力して行っています。

私が所属する事業開発グループは、新規開発から運用、販売促進まで、幅広い業務を経験できます。「事業開発」と聞くと新しい商品をリリースするまでの業務が中心、というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、リリースした後に“育てる”ことも重要な業務です。

たとえば、新サービスをリリースした後も、ユーザーのヒアリングやアンケートなどを実施して、サービスの改善や向上のためのアップデートを行っています。また、学校の先生やユーザーからの問い合わせに対応したり、サービスの利用に関するサポートをメールや電話で行ったりもしています。さらに、販売促進の一環として、営業チームと協力して、チラシやリーフレットなどの販促資料を作成する機会もあります。
仕事において、「学び」が役立った経験を教えてください
入社して6年ほど経った頃に、保護者向けの受験情報Webサービスを立ち上げることになりました。それまで私は主に営業経験が長かったのですが、Webサービスに携わること、また、編集業務もまったくの未経験でしたので、期待と同時に不安もいっぱいでした。

そこで、情報系の資格試験の勉強をしたり、編集やライティングのスクールに通ったり、校正の通信講座を受講したりと、必要な基礎知識をインプットしながら業務に携わりました。

受験情報のデータベースやシステムを開発会社と一緒に構築することはもちろん、学校の授業や教育分野の著名人に自ら取材などをして記事を書く機会もあり、さまざまな経験ができました。20代の頃に得たこれらの学びや経験が、今の自分にも大いに役立っています。
将来、仕事を通じて実現したいことはありますか?
中学、高校、そして大学受験に関して、受験勉強中は、焦りやストレスなど大変な部分がたくさんあると思います。また、受験勉強だけではなく、志望校選びも、何百もの学校がある中で自分に合った学校を見つけることは時間がかかり、悩むことも多いと思います。そんな志望校選びから受験対策までの「大変さ」を軽減し、生成AIなど最新技術を取り入れて、効率的な受験方法を提供してユーザーの負担を減らし、さらに「楽しさ」を提供できる教育情報や学習コンテンツを提供したいなと考えています。
働く上で、テレワークやフレックスは活用していますか?
週に3日は出社、2日はテレワークの割合で働いています。出社をすると、周りの社員も当たり前ですが仕事をしていますので、私も「よし!仕事をするぞ!」という気持ちが強くなります。出社の日は朝に夕食の用意を済ませて、子どもたちの世話は夫にお願いし、私は残業をして集中的に仕事を片づける日もあります。

一方、テレワークの日は夕食の準備などがあるため、通常より早めに仕事を終えることが多いです。また、中抜けをして、家事や子どもの習い事の送迎などもしています。

テレワークと出社の組み合わせは、自分の生活スタイルに合わせられる働き方ができるので、とても働きやすいと感じています。
旺文社で働く「セールスポイント」を教えてください
私が旺文社に入社する前は、歴史のある会社なので、失礼ながら“古い出版社”のイメージを持っていました。しかし、旺文社は書籍だけでなく、Webサービスやアプリなどデジタルコンテンツにも先進的に取り組んでいます。新しい取り組みを積極的に行う風土がありますので、若い頃から挑戦できる機会がたくさんあります。挑戦する際には、一人だけではなく、先輩や同僚、上司など周りがサポートしてくれます。また、普段から他の社員に相談しやすく、風通しが良いので、自分の考えや意見も話しやすい環境だと思います。

Activity

テレワークの時は、立ちながら仕事をします(疲れたら座ります)