Interview 02

全国約790大学、それぞれが抱える
課題解決のために動く
教育営業部 
大学グループ
池部 幸太

2019年入社。広告の制作部署を経て広告営業に異動。コロナ禍の中、オンライン商談と対面営業を使い分けつつ、グループではウェビナー開催など新しい営業の形も開拓。

2019年入社。広告の制作部署を経て広告営業に異動。コロナ禍の中、オンライン商談と対面営業を使い分けつつ、グループではウェビナー開催など新しい営業の形も開拓。

今、どんな仕事をしていますか?
大学の広報をサポートする部署で営業として働いています。創刊91年になる雑誌『螢雪時代』や全国の大学情報を集めた『大学受験パスナビ』など、自社メディアを活用した広告提案を主に行っています。

いわゆる法人営業となりますが、全国約790大学がお客さんであり、その数には限りがあるとも言えます。一つ一つの大学に対して誠実な関係性構築が重要だと考えて日々の営業活動をしています。

また、“出版社の営業”と聞くと、自社刊行物の販売をするイメージがあるかと思いますが、私が所属する広告営業はクライアントの課題解決のために動くことが多い部署です。18歳人口が減少する中で、各大学が自校の適正に合った学生獲得をするために実施している変化を汲み上げて、ユーザーへ届けることが目標だと私は思っています。
仕事において、「学び」が役立った経験を教えてください
私たちのグループでは、昨年から広告の営業以外に、保護者や高校教員に向けて受験情報を発信するウェビナー(オンラインセミナー)を年に数回主催しています。初挑戦であるセミナー運営のノウハウは全くなかったため、集客や配信方法など手探りの中でスタートしました。

私はセミナー構成担当として、視聴者離脱率の低いセミナー運営と、登壇していただく大学職員にも協力してよかったと思ってもらえるクオリティの両立を目指しました。そのために様々な他社のウェブセミナーに出席するなど、イチから模索して構成を考えました。普段の営業業務とは異なった、新たなチャレンジは社会での旺文社の役割を改めて見つめ直すいい機会になりました。
将来、仕事を通じて実現したいことはありますか?
旺文社は「お世話になりました」とよく言われる会社だと思いますが、そうした実績は過去の先輩社員が作り上げてくれたものの積み重ねです。せっかく他の企業ではなく「旺文社」で働くという意味でも、これからの学ぶ人にも「お世話になりました」と言われ続ける仕事をしていきたいと思います。
働く上で、テレワークやフレックスは活用していますか?
営業部署ですが、基本テレワークでの勤務です。私の営業担当エリアは首都圏以外に、中四国や関西の大学もあるためオンラインでの商談も多いです。首都圏の大学であれば自宅から直接訪問をしています(オンラインと訪問は半々程度)。

担当エリアへの出張は大体1~2か月に1回程度ですが、これもほぼ個人の裁量となるため「このクライアントとは対面でお会いして、関係を深めておいた方が良いな」と思ったタイミングで訪問するようにしています。

プライベートが重視されるべきであるという社風が強いため、フレックスをうまく使いこなして業務をするメンバーが多いです。
旺文社で働く「セールスポイント」を教えてください
出版や教育に興味があり、誰かに貢献することが好きな人が社員に集まっています。そのため日常業務でも、すぐに手助けをしてくれる人ばかりです。社員数からみてもわかる通り、大きな会社ではありませんがその規模感も相まって、年次関わらず自分の意見を伝えやすい職場だと思います。

少子化や本離れなど、業界としては決して順風満帆とはいきませんが、教育を軸に「学ぶ人」に寄り添うことができる旺文社はこれからも社会に必要とされる会社だと思っています。