インタビュー 11
“これは自分のための本”
その一冊を
あなたの人生に届けたい
その一冊を
あなたの人生に届けたい
中途/営業
営業部
営業企画促進グループ
営業企画促進グループ
M.N
2023年10月に入社。大学卒業後は建設関係の専門紙に記者として3年半勤務。
旺文社へ入社後は営業企画促進グループで、学校で使う書籍やサービスの“売り方”を考える仕事をしています。
夢は文芸編集!まだまだ夢半ばです。
2023年10月に入社。大学卒業後は建設関係の専門紙に記者として3年半勤務。
旺文社へ入社後は営業企画促進グループで、学校で使う書籍やサービスの“売り方”を考える仕事をしています。
夢は文芸編集!まだまだ夢半ばです。
- 旺文社に入社を決めた理由は何ですか
- 高校生のころから編集者に憧れていたのですが、新卒の就職活動では出版社から内定をもらえませんでした。中途採用で出版社に入れるキャリアを積むためにひとまず専門紙の記者として働き、4年目の年に転職活動をはじめました。
ほかの出版社から編集職での内定もいただいていましたが、営業職で募集していた旺文社を選んだのは、面接で自分の気持ちを素直に伝えられたからです。面接はとにかく楽しくて、1社目の経験や学生時代のお話をするうちに、それまで自分が積み上げてきたことがどんどん報われていく感覚がありました。その流れで「ほんとうは編集をやりたい」と言ってみたんです。採用判断には不利になるかもしれないと思いましたが、面接官の方々にわたしの言葉が届いている実感がありました。ここなら本音で働けると想像できたから、信じて飛び込んでみました。 
- 今どんな仕事をしていますか
- 営業企画促進グループは書店営業と学校営業に分かれています。わたしは学校営業を担当していて、学校採用を目指す書籍やICTサービスについて学校の先生にヒアリング調査をして、そこから「どういう商品なら学校現場で役に立つのか」を営業の視点から考えて編集部と相談し、どんな言葉で商品の良さを紹介すれば採用につながるのかを考えるのがメインの業務です。営業トークを組み立てたり、商品を紹介するチラシや採用校の活用事例集をつくったり、私の業務はとにかく「言葉」と向き合うこと。先生のお話を伺って、困りごとや解決方法を言語化し、商品や売り方に落とし込んでいくイメージです。

- 入社後に印象的だったこと/エピソードについて
- 大雨でお昼ごはんを買いに出かけるかどうかも迷うほどの日があったのですが、ある先輩がみんなにカップ焼きそばを配ってくれたんです。なんでそんなにたくさんのカップ焼きそばを持っているんだろうと思うじゃないですか。なんと、グループの人数分の非常食を用意していて、「こういうときに食べてほしい」とのことでした。…すごくないですか?災害などの非常時のためにみんなの分のごはんを用意している、というだけでもわたしは感動してしまうのですが、外出が億劫な雨の日にも気前よく配ってあげられるなんて、そんな聖人はなかなかいないと思います。なかなかいないと思うのですが、旺文社はこういうひとばかりなんですよ。みんなのために日頃からなにか用意していて、それを分け与えることに躊躇がない。旺文社らしいと思いました。

- 将来仕事を通じて実現したいこと
- わたしは優しい本をたくさん、できるだけたくさんのひとに届けたいんです。常々、だれもが自分の優しさをあきらめなくていい世のなかであってほしいと願っているのですが、そのためにわたしができそうなアプローチは「言葉を届けること」だと思います。言葉には、もうその言葉に出会えただけでその先の人生すべてが“大丈夫”になったりするほどの力がある。そういう言葉を本にして届けたらいつでも読み返せるし、本は未来にも残るから、「本」の形で届けたいです。
旺文社の主力商品は学習参考書ですが、これは知性を磨く言葉が詰まった本です。わたしは優しさを「ひとの痛みを知るために学びつづけようとする態度」と定義しているのですが、学習参考書はまちがいなく優しい本です。優しい本をつくったひとの願いがだれかの人生に届くように、私が言葉で伝えていきます。 
- 旺文社ではたらくセールスポイント
- どうして働くの?と訊かれたら、ほとんどのひとはまず「生活のため」と頭に浮かぶのではないでしょうか。だれにだって生活があって、生活のなかに仕事がある。旺文社は、その前提を共有できる会社だと思います。社員がハッピーに過ごせているか、気にかけてくれているんですよね。もうなにをするのもいやになっちゃう日ってあるじゃないですか。そんな日ばかりでは仕事が回らないけれど、人生にはそんな日もあるという当然の事実から目をそらさない会社であることに居心地のよさを感じています。
そしてなにより、旺文社は教育出版の会社です。これは自分のための本だ、とだれかに思ってもらえる一冊が誕生する瞬間に立ち会えることがきっとある。その本は読者だけでなく、あなた自身を望む場所に連れていってくれます。一緒に素敵な景色を見られること、心待ちにしています。